日本郵便のクリックポストは、2026年10月1日(木)から運賃が全国一律185円から240円へ改定されます。55円の値上げだけでなく、引受条件も変更されるため、フリマ・ネット販売・小型商品の発送で使っている人は料金だけを見て終わらせない方がよい変更です。
さらに、2026年9月30日23時30分までに支払い手続きを完了した取引は旧運賃185円で利用できると公式サイトで案内されています。同日23時30分から10月1日午前6時まではメンテナンスでサービス停止予定です。
この記事では、クリックポストがいくらになるのか、新旧の条件、いつの支払いから240円になるのか、発送時に注意する点をまとめます。
クリックポストは2026年10月1日から240円
| 項目 | 9月30日まで | 10月1日から |
|---|---|---|
| 運賃 | 185円(税込) | 240円(税込) |
| 差額 | — | +55円 |
| 重量 | 1kg以内 | 2kg以内 |
| サイズの考え方 | A4相当・厚さ3cm以内など | 3辺合計60cm以内、長辺34cm以内など新条件へ |
新条件はサイズの自由度が広がる一方、差し出し方法にも変更があります。公式サイトでは10月1日以降、郵便ポストに投かんできない場合などの発送方法についてFAQを更新しています。発送物が新条件に合うか、利用前に公式の最新表示を確認するのが安全です。
なぜ値上げだけでなく条件も変わる?
クリックポストは、オンラインで運賃決済と宛名ラベル作成ができ、郵便ポストから差し出せる小型荷物向けサービスです。今回の変更では運賃が上がる一方、重量上限が2kgになるなど取り扱える荷物の範囲が変わります。
そのため、単純に「同じサービスが55円高くなる」とだけ見るのではなく、料金体系と引受条件をセットで変更する改定として確認する必要があります。
9月30日に申し込めば185円のまま?
公式サイトでは、2026年9月30日(水)23時30分(予定)までに支払い手続きが完了した取引は旧運賃で利用できると案内されています。単に住所を入力しただけ、ラベルを準備しただけではなく、支払い完了時刻が基準になる点が重要です。
また、運賃改定に伴い9月30日23時30分〜10月1日午前6時はサービスページにアクセスできない予定です。月末深夜に発送準備をする人は、この時間帯を避ける必要があります。
フリマアプリやネットショップの送料も全部240円になる?
ここは混同しやすいポイントです。「クリックポスト」の公式運賃が240円になることと、フリマアプリやECモールが提供する独自の配送サービスの料金が同じように変わることは別問題です。
例えばYahoo!オークション側は、日本郵便の運賃改定について案内しつつ、サービス内の「おてがる配送(日本郵便)」の料金については別に取り扱っています。各プラットフォームの配送メニューは契約条件が異なるため、「日本郵便が値上げ=アプリ内の全送料が同額値上げ」とは限りません。
新しいサイズ条件で何が送りやすくなる?
改定後は3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、重量2kg以内などの条件が案内されています。従来の厚さ3cm・1kg以内という条件から変わるため、これまで重量や厚さでクリックポストを使いにくかった商品が新条件に収まるケースがあります。
ただし「ポストに投かんできること」が実利用では重要になります。3辺合計だけを見て、実際の郵便ポスト投入口に入らない荷物を用意してしまわないよう注意が必要です。公式FAQではポスト投かんが難しい場合の扱いが案内されているため、特殊なサイズは事前確認が必要です。
他の発送方法へ変えた方がいい?
これは荷物のサイズ、重量、追跡の必要性、補償の有無、利用するフリマアプリによって変わります。クリックポストは追跡ができますが、内容品の損害賠償は原則ありません。高価な物や壊れやすい物を送る場合は、価格だけでなく補償条件も比較する必要があります。
10月以降は、クリックポストの240円と、ゆうパケット、ネコポス、各フリマアプリの専用配送などを比較する検索が増えると考えられます。ただしサービス料金は変更されるため、発送時点の公式料金を必ず確認してください。
検索でよくある疑問
- いつから240円? 2026年10月1日からです。
- 9月30日に決済すれば? 23時30分までに支払い完了した取引は旧運賃と案内されています。
- 重さは? 改定後は2kg以内になります。
- 厚さ3cm制限は? 引受条件が変更されるため、従来と同じ条件ではありません。
- 窓口に持ち込める? 差し出し方法は公式FAQの最新条件を確認してください。
今後1週間の注意点
9月30日夜には旧料金の決済締め切りとメンテナンスが重なり、10月1日から新料金・新条件が始まります。実際に発送する利用者が増える10月初旬は、「このサイズは送れる?」「ポストに入らない場合は?」「フリマの送料も変わる?」という具体的な疑問が増えるため、検索需要は施行後も続きます。
9月30日から10月1日に発送する人の注意点
料金改定の境目では、「いつポストに入れたか」だけでなく、クリックポスト上で運賃の決済手続きがいつ完了したかが重要です。公式案内では、9月30日23時30分までに決済を完了した分は旧料金が適用され、その後はシステムメンテナンスを挟んで新料金へ切り替わります。ラベルを作成しただけで決済が終わっていない場合などは扱いが異なる可能性があるため、直前の発送は画面表示を確認してください。
新料金移行後は、フリマやネットショップで送料を固定している出品者も設定の見直しが必要です。送料を185円のまま登録していると、差額を自分で負担することになります。商品価格に送料を含めている場合も、利益計算が変わるため注意が必要です。
サイズ条件も一緒に見直す
今回の改定では料金だけでなく、利用条件も変更されます。公式の最新条件を確認し、梱包後の長さ・厚さ・重量が対象内かを発送前に測っておくと、差し戻しを防ぎやすくなります。特に衣類や厚みのある小物は、袋へ入れた後に寸法が変わることがあります。古いブログ記事や過去の料金表だけを見て判断せず、10月1日以降はクリックポスト公式サイトの条件を基準にしてください。
フリマ利用者は出品中商品の送料設定も確認
メルカリやYahoo!オークションなどでクリックポストを使っている場合、10月1日以降に売れる可能性がある出品は送料込み価格の見直しが必要です。特に低価格の商品は55円の差が利益率へ与える影響が大きくなります。出品時に配送方法を固定している場合は、他の発送方法と比較し直すのも一つの方法です。
ただし、配送サービスごとに補償、追跡、サイズ、匿名配送の可否など条件が異なります。単純に最安料金だけで選ばず、商品の価格や大きさに合った方法を選んでください。クリックポストは追跡がある一方、損害賠償がないなど特徴があるため、高額品ではサービス条件の確認が欠かせません。
まとめ
クリックポストは2026年10月1日から185円→240円へ55円値上げされます。同時に引受条件も変更され、重量上限は2kgになります。9月30日23時30分までに支払いを終えた取引は旧運賃が適用される予定で、その後はシステムメンテナンスが入ります。
送料だけでなく、サイズ・重量・差し出し方法まで確認してから利用するのが今回の改定で最も重要なポイントです。



