WESTERポイントは、2026年10月1日からカーシェア利用に活用できるようになります。ただし、通常の「タイムズカー」全体の利用料金へWESTERポイントを直接充当する仕組みではありません。交換できるのは、JR西日本レンタカー&リースが運営する「駅レンタカー smart west」限定のカーシェアeチケットです。
タイムズモビリティ、JR西日本、JR西日本レンタカー&リースの3社は2026年9月17日、WESTERポイントを「駅レンタカー smart west」の利用料金に使える電子優待券へ交換するサービスを発表しました。500ポイントから5,000ポイントまで、ポイント数と同額分のeチケットに交換できます。
一方で、タイムズカーとWESTERポイントには、以前から「対象の鉄道利用+タイムズカー利用でWESTERポイントをためる仕組み」や「タイムズポイントをWESTERポイントへ交換する仕組み」もあります。名称が似ているため混同しやすいところです。この記事では、WESTERポイントをどこで使えるのか、新しいeチケットの条件、既存制度との違いを整理します。
WESTERポイントはタイムズカーで使える?

結論からいうと、2026年10月1日から始まる新サービスでWESTERポイントを交換できるのは、「駅レンタカー smart west」限定のカーシェアeチケットです。
タイムズモビリティの公式発表では、WESTERポイントを500ポイントから5,000ポイントまで、同額分のカーシェアeチケットに交換できると案内されています。たとえば500ポイントなら500円分、1,000ポイントなら1,000円分、5,000ポイントなら5,000円分として扱われる仕組みです。
ここで注意したいのは、「駅レンタカー smart west」と「タイムズカー」は同じ名称のサービスではないことです。駅レンタカー smart westは、JR西日本レンタカー&リースが運営するカーシェアサービスで、タイムズモビリティが提供する「タイムズプラットフォームサービス」を活用しています。
つまり、タイムズカーの運営ノウハウやシステム基盤が活用されている一方、今回発表されたWESTERポイント交換の利用先は駅レンタカー smart westに限定されています。通常のタイムズカーの全ステーションで、WESTERポイントをそのまま支払いに使えるという発表ではありません。
WESTERポイントを交換できるカーシェアeチケットの条件

2026年9月17日に3社が公表した内容を整理すると、新サービスの基本条件は次の通りです。
| 開始日 | 2026年10月1日 |
| 交換元 | WESTERポイント |
| 交換先 | 「駅レンタカー smart west」カーシェアeチケット |
| 交換可能ポイント | 500ポイント〜5,000ポイント |
| 交換価値 | ポイント数と同額分のeチケット |
| 利用対象 | 「駅レンタカー smart west」の利用料金 |
公式発表では、「カーシェアeチケットは『駅レンタカー smart west』の利用料金に充当できる電子優待券」と説明されています。鉄道利用やショッピングなどでためたWESTERポイントを、目的地でのカーシェア移動に使えるようにする狙いです。
なお、2026年9月29日時点で確認できる3社の発表では、交換後のeチケットについて、具体的な有効期限、交換画面での操作手順、予約時・返却時の適用手順などの細かな利用方法までは記載されていません。利用を予定している場合は、サービス開始後のWESTER側の交換画面や駅レンタカー smart westの案内で最新条件を確認するのが確実です。
交換先は「駅レンタカー smart west」限定
今回の新サービスを理解するうえで最も重要なのが、利用先の範囲です。タイムズモビリティの発表では、WESTERポイントから交換したeチケットは「駅レンタカー smart west限定」で使えると明記されています。
駅レンタカー smart westは2023年12月から運営が始まりました。JR西日本レンタカー&リースが、タイムズモビリティの「タイムズプラットフォームサービス」を利用して提供しているサービスです。
このため、サービス画面や仕組みの一部でタイムズカーとのつながりを感じる場面があっても、今回のポイント交換では「タイムズカー全体」と「駅レンタカー smart west」を分けて考える必要があります。
「WESTERポイントをタイムズカーで使えるようになった」とだけ理解すると、通常のタイムズカーステーションでも直接ポイント払いができるように見えてしまいます。しかし、2026年9月17日時点の公式発表が示しているのは、あくまで駅レンタカー smart westの利用料金へ充当できるeチケットへの交換です。
タイムズカーとWESTERポイントの3つの連携を整理
タイムズカー周辺にはWESTERポイントに関する仕組みが複数あります。今回の新サービスと既存制度は、ポイントの「流れ」を見ると整理しやすくなります。
| 制度 | ポイントの流れ | 主な内容 |
| JR西日本グループ レール&カーシェア | 鉄道+対象カーシェア利用 → WESTERポイント | 条件を満たすとWESTERポイント100ポイントを進呈 |
| タイムズポイント交換 | タイムズポイント → WESTERポイント | 300ポイント単位、1回最大3,000ポイント |
| 2026年10月開始の新制度 | WESTERポイント → smart west eチケット | 500〜5,000ポイントを同額分のeチケットへ交換 |
この3つは、それぞれ目的も交換方向も異なります。「タイムズカーを使ってWESTERポイントをもらう」「タイムズポイントをWESTERポイントへ移す」「WESTERポイントを駅レンタカー smart west用のeチケットへ変える」という別々の制度です。
タイムズカー利用でWESTERポイントをためる仕組み
JR西日本グループの「レール&カーシェア」では、対象となる鉄道利用とカーシェア利用を組み合わせることでWESTERポイントをためられます。
タイムズカーの公式案内では、在来線や山陽新幹線、北陸新幹線の対象利用後、乗車日当日に対象カーシェアステーションを利用すると、WESTERポイント100ポイントが進呈されます。対象駅・対象ステーションの利用など条件があるため、単にタイムズカーを利用するだけで毎回100ポイントがもらえるわけではありません。
在来線利用ではWESTERポイントサービス利用登録などの事前手続きが必要で、新幹線の場合も予約方法に応じた条件があります。また、ポイント進呈は1日当たり100ポイントが上限と案内されています。
この仕組みは「タイムズカーの料金にWESTERポイントを使う制度」ではなく、条件を満たした利用によってWESTERポイントをためる制度です。2026年10月開始の新しい交換サービスとは方向が逆です。
タイムズポイントをWESTERポイントへ交換する仕組み
タイムズクラブでは、たまったタイムズポイントをWESTERポイントへ交換できます。公式案内によると、交換レートは1タイムズポイント=1WESTERポイントです。
交換は300タイムズポイントを1口として行い、300ポイント以降も300ポイント単位で申し込めます。1回の申し込みにつき最大3,000ポイント、つまり10口までです。交換にはWESTER IDが必要で、タイムズクラブとWESTER会員情報の生年月日が同一であることも条件とされています。
反映には申し込み後3〜4日程度かかると案内されています。この制度も今回の新サービスとは別で、「タイムズポイントをWESTERポイントへ移す」仕組みです。
タイムズポイントからWESTERポイントへの交換制度と、2026年10月1日開始予定のeチケット交換は別制度です。eチケット交換で利用できるポイント種別など、公式発表で明示されていない条件はサービス開始後の案内を確認してください。
利用前に確認したい注意点

WESTERポイントをカーシェア利用へ回したい場合、特に次の点を確認しておくと混乱しにくくなります。
- 通常のタイムズカー全体への直接充当ではないこと
- 交換したeチケットの利用先は駅レンタカー smart westであること
- 交換可能範囲は500〜5,000ポイントであること
- 交換額はポイント数と同額分であること
- 新サービスの開始日は2026年10月1日であること
- 細かな交換手順やeチケットの有効期限は、サービス開始後の公式表示を確認すること
また、WESTERポイントには基本ポイントのほか、期間・用途限定ポイントなどがあります。今回のeチケット交換で利用できるポイント種別について、2026年9月17日の3社発表では細部まで明示されていません。交換画面に表示される対象ポイントや注意事項を確認してから手続きを進めると安心です。
駅レンタカー smart westそのものも、タイムズカーの仕組みを活用しているため名称やサービス構造が分かりにくい部分があります。今回の発表では、運営主体がJR西日本レンタカー&リースであり、タイムズモビリティのプラットフォームを活用していることが説明されています。この関係を把握しておくと、「タイムズカーで使えるのか」という疑問を整理しやすくなります。
まとめ
WESTERポイントは、2026年10月1日からカーシェア利用に活用できる新しい交換先が加わります。ただし、交換先は「駅レンタカー smart west」限定のカーシェアeチケットです。
交換できるのは500〜5,000ポイントで、ポイント数と同額分のeチケットになります。通常のタイムズカー全体の利用料金へWESTERポイントを直接充当する仕組みとして発表されたものではありません。
タイムズカー周辺には、鉄道と対象カーシェアの利用でWESTERポイントをもらう制度や、タイムズポイントをWESTERポイントへ交換する制度もあります。今回の新サービスはそれらとは別に、WESTERポイントから駅レンタカー smart westの利用料金へつなげる仕組みと理解すると分かりやすいでしょう。
2026年9月29日時点では、eチケットの細かな利用手順や有効期限などは公式発表で確認できないため、10月1日のサービス開始後にWESTERや駅レンタカー smart westの最新案内を確認してください。


