Mrs. GREEN APPLEは、6thアルバム『POPS』の先行配信日である2026年9月29日に、アルバムトレーラーを「HOPE」と「VOID」の2本に分けて公開しました。公式は前日の13時に公開を予告していました。
2本の違いは、同じ楽曲の「別のパート」を切り取っている点です。CDJournalとSkream!は、HOPEを「希望」、VOIDを「虚無」と訳し、2本を聴き比べると各曲の「陽」と「陰」という相反する二面性が見えてくると紹介しています。アルバムが持つ「大衆性」と「芸術性」という2つの側面も映し出しているとされます。『HOPE』と『VOID』は同じアルバムの収録曲の別パートを用いた2本の動画です。
HOPEとVOIDは同じ曲の別パートを使った2本
| 確認する点 | HOPE | VOID |
|---|---|---|
| 日本語の意味 | 希望 | 虚無 |
| 扱う曲 | アルバムの収録曲から切り取ったパート | 同じ楽曲の別のパート |
| メディアによる解釈 | 陽の側面を提示 | 陰の側面を提示 |
| 公式が説明していないこと | 映像1カットごとの意図 | 映像1カットごとの意図 |
HOPEとVOIDは異なる曲集ではなく同一曲の異なる断面という比較が最も重要です。トレーラーの映像細部について監督やメンバーの確定説明がないものを、公式設定として書き加えないようにします。

今回の2本を比べると、曲を紹介する通常のダイジェストとは異なる見せ方があります。『POPS』では同じ楽曲から異なるパートを選び、2本の映像に分けました。同じ曲でも、どこを切り取るかで受ける印象が変わることを、聴き比べで体験できる作りです。
アルバムの全16曲から同じ曲の異なるパートを使って構成されていると、音楽メディアが紹介しています。
『HOPE』は『希望』、『VOID』は『虚無』
HOPEは『希望』、VOIDは『虚無』を意味します。音楽メディアはこの2本を、全16曲がそれぞれに持つ「陽」と「陰」の二面性を映すものとして紹介しました。
- HOPE:希望、陽の側面
- VOID:虚無、陰の側面
- 2本を合わせて:アルバムの「大衆性」と「芸術性」
Skream!は、2本が収録曲の陽と陰、大衆性と芸術性を伝える構成として説明しています。
アルバム『POPS』の基本情報

『POPS』は『ANTENNA』以来約3年ぶり、通算6作目のオリジナルフルアルバムです。既発表曲7曲と書き下ろし新曲9曲の全16曲を収録し、9月29日0時にデジタル先行配信、9月30日にCDが発売されました。
配信直後には「#ミセスPOPS」がXのトレンド1位になっています。トレーラー2本の公開は、全16曲を初めて通して聴けるようになった日と重なっていました。
全16曲を聴いてから見直すと分かること
トレーラーは、アルバムをまだ聴いていない人には入口になり、聴き終えた人には映像と曲の関係を見直す材料になります。フル音源を聴いた後に2本を見ると、「このパートはHOPE側に、このパートはVOID側に使われていた」と、同じ曲の中にある明るさと影に気づきやすくなります。
収録曲をHOPE専用とVOID専用に分けたのではなく、同じ曲のパートが動画ごとに異なります。
『二律背反』と呼ばれる対比
二律背反とは、互いに反する2つの考えや状態が同時に成り立ち、簡単にどちらかに決められないことを指す言葉です。HOPEとVOIDの構成は、音楽メディアが紹介する『陽と陰』の対比を表しています。
双方で曲の一部分が異なるため、アルバムの収録曲を同じ順序で聴くこととも異なります。
どちらが“正解”かを決めなくていい

ファン同士で「HOPE派」「VOID派」と好みを語り合うのも楽しみ方の一つですが、作品の理解としてどちらかを正解にする必要はありません。2本の公開は2026年9月29日で、アルバムのデジタル先行配信日と一致します。
まずトレーラーで対比を感じ、次にフル音源で1曲の中の変化を確かめる。この順で聴くと、2本に分けて公開した意味を受け取りやすくなります。





